《昔の花見は梅だった!?》
今はお花見と言えば桜ですが、奈良時代はお花見と言えば「梅」だったそうです。
お花見の時には、桜よりも香りが高い中国から伝来した梅を見ていました。
実際、現存する最古の和歌集でもある『万葉集(まんようしゅう)』でも、桜をよんだ歌が43首なのに、梅をよんだ歌は110首以上あります。
しかし、平安時代に作られた『古今和歌集』には桜が70首、梅が18首となり、人気が桜になっています。
これは894年の遣唐使の廃止も影響していると考えられます(ちなみに平安時代は794~1185年、古今和歌集の完成は905年)。
《ソメイヨシノ》
桜と言えばソメイヨシノは有名だと思いますが、実は雑種であることはご存知ですか?
園芸用に2つの品種が掛け合わされた雑種だそうです。
(エドヒガンザクラとオオシマザクラが交配してできた雑種と言われています。)
《桜の葉っぱには毒がある!?》
桜の葉っぱには「毒」があるって、知っていましたか?
桜の葉っぱには「クマリン」という毒があります。
雨の日などに葉が落ちることで毒を辺りに撒き、雑草が育つことを防ぐ役割があります。
因みに、桜餅には桜の葉っぱが使われていますが、含まれているクマリンがごく少量の為、問題ないそうです!
お花見の豆知識いかがでしたでしょうか?
これからお花見の季節です!豆知識を思い出しながら、お花見を楽しんで見てはいかがでしょうか♪