履歴書の「職歴」の記入について

履歴書の「職歴」の記入について

前回予告した履歴書に記入する「職歴」についてお話をしたいと思います。

職歴の記入は、これまでご自身が取り組んできたことをアピールするチャンスです。

 

 

 「学歴」の最終行の次の一行に「職歴」と記載》

・欄の中央に「職歴」と記入します。「職」と「歴」の間に1文字分スペースを空けるとバランスよく見えます。

 統一すれば西暦でも和暦でもOK》
・職歴の年号は、履歴書の記入日・生年月日・学歴と合わせれば、西暦でも和暦でもどちらでもOKです。

・西暦でも和暦でも数字の後に「年」「月」を記載する必要はありません。
例: 年   月
2012       3
×
2012   3

・和暦の場合は、全ての欄に元号(「昭和」「平成」など)をつけます。

 

 企業名・部署名などは省略せずに正式名称で》
・企業が株式会社である場合は、「㈱」と省略せずに「株式会社」と正式名称で記入しましょう。有限会社も同様に、「㈲」ではなく「有限会社」と記載します。

・部署名の記載は任意です。
企業に部署が複数あり、部署ごとに行っていることが異なる場合、部署名を書くことで採用担当者にあなたがどんなことをやっていたのか、わかりやすくなる可能性があります。

例えば、現職の企業に営業部とマーケティング部の2つの部署があった場合、志望企業でマーケティング職種を希望するのであれば、職歴欄には「○○株式会社 入社」ではなく、「○○株式会社 マーケティング部 入社」と記入します。
そう記入することで、今までの経験が希望職種にマッチするということが採用担当者に伝わりやすくなります。

・「國」や「學」などの旧漢字が企業名に含まれる場合、企業のHPに載っている正式名称が旧漢字であれば、履歴書にも旧漢字で記入します。

 

 

企業や仕事内容の説明は基本的に不要》
履歴書の職歴欄は「いつ、どこの企業(どの部署)に入社・退社したのか」を記入するものです。
企業の事業内容や従業員数、具体的な仕事内容は「職務経歴書」に書きましょう。

「職務経歴書」の提出を求められていない場合も「職務経歴書」を作成して提出することで、あなたの経歴を詳しく伝えることができます。

ただし、採用担当者から例えば「履歴書と志望動機書のみ提出してください」と提出する資料を限定された場合は、採用担当者に問い合わせて職務経歴書も提出してよいか確認しましょう。

 

 

退職理由の記入は基本的に不要》
退職理由も「職務経歴書」に記入をしましょう。
基本的に、履歴書の職歴欄に詳しい退職理由の説明を書く必要はありません。
「一身上の都合により退職」(会社都合の場合は「会社都合により退職」、契約期間満了の場合は「契約期間満了のため退職」)と書きます。

 

 

 

「現在に至る」の一行下に「以上」と記入》
職歴欄の最後は「現在に至る」を左端に、その一行下の右端に「以上」と書きます。
ただし、学歴・職歴が多く、残りスペースが一行しかない場合は、「現在に至る」と「以上」を同じ行に書きます。

 

 

 

《原則、履歴書の職歴欄にアルバイト経験は不必要》

なぜなら採用担当者からみた際にアルバイトの経験は「職歴」とはみなされないからです。
職歴にアルバイト経験が書いてあると、「なぜアルバイト経験を書いたのだろう?何かをアピールしたいのかな?」と不審に思う採用担当者もいます。

アルバイト面接を受ける学生や就活生で、アルバイト経験をアピールしたい場合は、履歴書の自己PR欄に書きましょう。

アルバイト経験を職歴欄に書かない場合、多くのアルバイト面接を受ける学生や就活生は、職歴欄に書く項目がありません。その際には『職歴』と書いた一行下の中央に『なし』と記入しましょう。

 

 

いかがでしたか?ルールさえ守ってしまえば、あとはご自身のお仕事の経験を時系列に記入するだけで完成するのが職歴欄です。難しく考えることなく、正確な事実を丁寧な字で記入して、どんどんアピールしていきましょう!!

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