外国人実習生受け入れ…

外国人実習生受け入れ…

外国人技能実習制度に昨年11月に追加された介護職種で、監督機関「外国人技能実習機構」が初めて実習生の受け入れを認定しました。

第1号は中国人女性2人で、手続きが順調に進めば6月にも入国する見通しだそうです。

日本の多くの介護施設は人手不足にあえいでおり、今後、中国や東南アジア各国からの介護実習生の受け入れが加速しそうとの見通しです。

現制度では来日後1年以内に、日本語能力試験N3(日常的な場面で使われる日本語をある程度理解できるレベル)に受かれば、最長5年働け、不合格なら帰国となるシステムになっているとのことです。

 

一方、介護実習生の第1号を送り出す中国は介護人材の育成を迫られているそうで、

 中国の65歳以上人口は17年末時点で全体の11・4%を占め、国連の予測では、50年には26・3%まで増える見通し。

 

特に、一人っ子政策が厳格に適用されてきた都市部では、高齢化が急速に進み、独居老人や老いた親の介護者不在が深刻な社会問題となっているとのこと。

 日本に派遣する介護実習生を養成している中国の企業は「社会や介護のプロが老人の暮らしを支援する仕組みの構築が必要で、介護先進国である日本の現場で多くの中国人が学ぶことは、未来の中国にとって有益だ」と話しているとのこと。

日本の介護不足に大きな手助けとなる可能性がみえてきています。

 

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