アレルギー

アレルギー

アレルギーの日・アレルギー週間

220日はアレルギーの日
毎年217日~23日はアレルギー週間です

わが国における、花粉症、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、食物アレルギーなどに代表されるアレルギー疾患に悩まされている患者さんの数は、人口の50%以上とも言われ、いまや国民病として重要視されています。
平成7年(1995年)、日本アレルギー協会は、石坂公成先生(※1)・照子先生がIgE抗体を発見され、その成果を発表された220日を「アレルギーの日」と制定し、毎年217日から23日の1週間を「アレルギー週間」として全国各地で医療相談や講演会などを実施し、啓発普及活動の重点期間として位置づけさまざまな活動を行っています。

 

 

アレルギーは「子どもの病気」というイメージがあるかもしれません。しかし実際には、大人になってから突然アレルギーを発症する人も増えていますし、アレルギー自体が昔よりも一般的に知られるようになったせいか、「アレルギーかもしれない」と疑って受診する人も増加傾向にあります。

大人になってから突然発症することも

アレルギーは、皮膚のかゆみ、目や鼻などの粘膜の炎症、咳、くしゃみなど、さまざまな症状を引き起こします。代表的なものとして、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支ぜんそくなどがありますが、これらは子どもの頃に多くみられるため、「アレルギーは子どもの病気」という印象を持っている人も少なくないでしょう。

また、成長して体が成熟していくにつれてアレルギー症状が軽くなる場合があるため、「大人になったら治る」と思うかもしれません。例えば、食物アレルギーは大人になって消化管が発達することで治る場合もあります。

しかし、大人になってからもアレルギー症状が続くことはあります。ぜんそくのように、子どもの頃は小児ぜんそく、大人になると成人ぜんそくと、病名が変わっていく場合もあります。

子どもの頃はアレルギー症状がなかったにもかかわらず、大人になってから突然発症するケースもあります。例えば、薬によるアレルギー(薬疹)は、薬を長い間使用している高齢者が発症することが多くなっています。また、金属アレルギーや局所麻酔薬のアレルギーなどもあります。最近は、歯科からの依頼でアレルギー検査を行うケースも出てきています。このように、大人のアレルギーも多岐にわたっています。

アレルギーの原因を調べるさまざまな検査

アレルギー症状を引き起こしている原因物質をアレルゲンと呼びます。何がアレルゲンなのかを調べるアレルギー検査には、血液検査、パッチテスト、プリックテスト、誘発試験などさまざまな種類があり、アレルギーの性質によって実施する検査が異なります。

検査によってアレルゲンが判明すれば、対策をとることができるようになります。「アレルギーかな?」と思う症状がある場合は、血液検査を受けて、どのようなアレルギーを持っているのか把握しておくようにしましょう。

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