【介護うつ】
介護うつは、高齢の家族を介護する介護者が発症することです。
悩みや不安によるストレス、心身の疲労など、ひとりで介護を抱え込んでしまうまじめな性格の人ほど発症しやすいとされています。自分の自由な時間がとれなく、拘束感などに起因するケースがよくみられます。
介護うつの症状は?
◆食欲不振
何を食べてもおいしくないと感じるようになり、食欲がなくなります。あまり食べなくなるので、体重減少にもつながります。
◆睡眠障害
うつ病の人には多く見られる症状で、長く眠れない、なかなか寝付けない、何度も目が覚めるといった嗣明障害を発症することが多いです。
◆疲労感や倦怠感
介護うつになるとすぐに疲れやすくなってしまい、ひどい肩こりや頭痛などを覚える人もいます。体が重く感じて常に倦怠感を覚える人も多く、日々の活動にも大きく影響してしまいます。
上記以外にも、周りに相談する環境がなくストレスを、抱えてしまう方も多くいます。
介護者本人も家族も、介護うつという病気があることを認識し、少しでも思い当たる症状がある時は早めに相談したり、受診したりすることが大切です。