体内時計を、毎朝、一定の時間にリセットすることが、健康の維持には大切です。
そのためには、「朝起きたら必ず朝日を浴びる」「日中はできるだけ外出して光を浴びる時間をつくる」
「夜は強い光をできるだけ浴びない」など、生活に光のリズムを取り入れる工夫をしてみましょう。
また、「起きる時間を毎朝一定にする」「朝食は毎日欠かさずとる」「3食規則正しい時間にとる」などの
生活リズムを整えることも体内時計の乱れを防ぐためには大切です。
【朝日を浴びて体内時計をリセット】
「日の出前に出勤し、日中はオフィスにこもって出歩くことがない」「休日も明るいうちは外出することがない」といった
一日中ほとんど日光にあたらない生活や、「夜遅くまで、明るい照明の下で仕事をしたり、パソコンのディスプレイやテレビ画面などを観る」
といった夜の時間帯に強い光を浴びるような生活を続けると、「体内時計」が乱れやすくなります。
体内時計の乱れは、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を引き起こす危険性が高まり、
体にさまざまな悪影響を及ぼすことがわかっています。
体内時計の重要性を知り、上手にコントロールして、健康ではつらつとした毎日をおくりましょう。