マスクしたままの生活で、悩まされる人が多い『マスク頭痛』。
マスク頭痛の原因は、これから暑くなる季節には特に注意が必要です!
日常のちょっとした習慣で、「マスク頭痛」を防ぐ対策をしていきましょう。
マスク頭痛の原因は?
マスク頭痛の主な原因は3つあります。
●一つは、マスクの内側の温度上昇。
熱い空気が息苦しく、呼気温(吐く息の温度)も上昇するため、頭蓋内血管が拡張して片頭痛になります。
●二つ目は、マスクの内側の二酸化炭素過多状態。
二酸化炭素が頭蓋内血管を拡張させ、片頭痛を引き起こしてしまいます。
●三つ目は、マスクの耳かけによる首のコリ。
耳かけのゴムがこめかみの筋肉、あごの筋肉、首のほぼ中央にある大きな筋肉に負担をかけ、強い首コリから緊張型頭痛になるといいます。
マスク頭痛の予防法は?
マスク頭痛を防ぐには、ときどきマスクを外すことです。
感染の心配のない場所で、人との距離に気をつけながら、1時間に1分でもマスクを外すようにしましょう。
また、屋外では日傘をさすのもよい対策です。直射日光を浴びないので、マスクの内側の温度上昇も抑えられます。
これから暑くなる季節、マスク頭痛はもちろん、マスクによる熱中症もしっかり予防していきたいですね。