リハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスとは、介護保険制度上は通所介護(デイサービス)施設に分類される介護施設です。シニアフィットネスの要素を取り入れリハビリに特化した新しいスタイルの介護保険を使った通所介護(デイサービス)で、要支援1から要介護5の方がリハビリ専門機器とプログラムを利用し、運動機能の回復を目指してリハビリ運動を実施しています。
通所介護(デイサービス)の中でも、機能訓練や身体介護に重点を置いているリハビリ特化型(機能訓練特化型)デイサービスは、午前・午後のように半日単位での利用が多く、食事や入浴介助がないことが多いのが特長です。
在宅介護生活で、身体介護は必要ないけれどしっかりとした機能訓練を受けたいという方にとって便利な存在です。
こんなときに利用が検討されます
・身体介護はいらないから、リハビリをしっかりと受けたい
・専門的なリハビリを受けたい
・機能訓練や体力作りに力を入れたい
・要介護1~要介護3くらいに相当する
また、リハビリ特化型デイサービスを利用するまでの大まかな流れは以下の通りです。
① ケアマネージャーに相談
リハビリ特化型デイサービスを利用する際には、ケアプランの作成も必要となるため、まずは担当ケアマネージャーに利用を相談してみましょう。
どのようなリハビリを受けたいのかなどをしっかり伝え、地域のリハビリ特化型デイサービスを紹介してもらいましょう。
② 事業所を見学
リハビリ特化型デイサービスは、従来型のデイサービスと比べてまだまだ数は多くありません。また、提供しているリハビリにも事業所によって差がありますので、お近くにある事業所があれば、まずは見学をしてみましょう。
施設によっては、利用体験ができるところもありますので、機会があれば是非体験してみましょう。
③ ケアプランを作成してもらう
利用したいリハビリ特化型デイサービスが見つかったら、サービス内容や利用頻度などを決めて、ケアプランを作成してもらいます。
④ サービス提供事業者と契約・サービス利用スタート
ケアプランに基づき、施設と契約をし、利用がスタートします。