病床不足対策……

病床不足対策……

病床が不足し、今後の高齢化に対応できない恐れがある地域について、埼玉県は新たな病床や医療機関の増設を募っていることが先日発表されました。

特に春日部市越谷市を含む「東部保健医療圏川越市東松山市を含む「川越比企保健医療圏」で300床以上足らず、在宅療養の患者の急変などに備える病床や、リハビリテーションを提供する「回復期機能」を担う病床の整備が必要とされているそうです。

 

2020年度末時点で、全県で1638床が足りないとされ、県は7月23日から8月24日まで、病院と診療所から増床計画を受け付ける。

埼玉県医療整備課によると、県内はすでに5万375床あるが、団塊の世代がみんな75歳以上となる2025年には5万4210床が必要となると言われており、

今年度から6年間の「第7次県地域保健医療計画」に基づいて整備を目指すが、3年後に向けた不足分を募集します。

増設が必要なのは、回復期機能を担う病床や緩和ケア病床、がんや脳卒中、心血管疾患に対応する高度専門医療で、21年3月までに着工することが応募条件。

一方で、現在の病床数がすでに必要数を上回っている当事務所がある熊谷市、他には深谷市秩父市などを含む医療圏は対象外。

さいたま市についても、県は、着工予定時期が未定の順天堂大医学部付属の新病院の800床を見込み、増床の対象外としたそうです。

高齢者が減って病床の削減に悩む地方が多い中、埼玉のようなケースは珍しいといいます。

今後の病床不足の改善に大きく前進してきていることは同県として嬉しく思いますね!!

 

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