今年は風疹が例年よりも流行していることが連日ニュースで報じられていますね。
直近1週間の患者数は139人。
最も多いのは東京で54人。次いで神奈川25人、福岡15人、大阪13人、埼玉11人、千葉9人と続く。今年に入ってからの患者数は計2032人となっっています。
風疹はウイルス性の感染症で、くしゃみやせきなどのしぶきでうつります。
妊娠初期の女性がかかると、赤ちゃんに難聴や心疾患などの障害が出るおそれがあります。
発熱などの症状を和らげる対症療法以外に治療法はなく、ワクチンで感染を防ぐほかはないとのこと。
妊娠中は予防接種が受けられないので、女性は妊娠の2カ月前までに済ませておく必要があり、今年の風疹患者の多くは働き盛りの30~50代男性で、この世代は予防接種の制度変更の影響で、抗体保有率が低いことが判明している。
感染研では、風疹にかかったことがない人や、ワクチンを受けていない人はワクチンを接種するよう呼びかけています。
妊婦さんが身近にいなくとも、抗体の有無を調べ、抗体がない場合はワクチン接種を積極的に受けてエチケットに気を配る必要がありますね!