12月となり、今年も残り1ヶ月を切りました。皆さん今年はどんな年になりましたでしょうか？冬本番となりつつあります。せっかくのクリスマス・お正月に体調不良にならないようしっかり予防対策しましょう！今回はこの時期流行するノロウイルスについてご説明します！

そもそもノロウイルスとは、ウィルス名の一つであり人の小腸粘膜で発症します。主に11月～3月にかけて胃腸炎を起こします。感染力がとても高いウィルスで学校や保育園、高齢者施設など集団での生活の場所では感染がすぐに広がり、集団発生が引き起こされやすいと言えます。

ノロウィルスの感染経路は、感染者の汚物による接触・飛沫感染やウィルスに感染したカキや二枚貝を生または十分に加熱調理せずに食べてしまったり、ウィルスに汚染された飲料水摂取などが上げられます。

感染すると1日～2日で発症します。症状は激しい嘔吐や下痢、腹痛等を引き起こし、熱は出ることがあっても高熱になることはあまりありません。通常これらの症状が1日～2日続いた後、多くは改善します。下痢や嘔吐が続いた後は特に乳幼児や高齢者は脱水症状を引き起こすことがあります。

予防策は手洗いをしっかりと行い、食品はしっかりと火を通し加熱しましょう。キッチンや調理器具の消毒をこまめにして頻繁に手に触れるものを清潔に保つようにしましょう。

しっかり予防・対策を行い、平成最後の冬を乗り切りましょう！！